かおるこの育児日記

初めての妊娠から産休、出産、育児までを記録していくブログです。

【使ってよかったもの】 腹帯編

※個人の感想です。ご参考までに。

 

妊娠5か月に入った頃から腹帯をつけ始めました。

まだ普通に仕事をしていて、お腹が大きくなりはじめて、支えがないとちょっと不安かな?と思い始めた頃です。

 

使ったのは、犬印本舗の「はじめて妊婦帯セット」でした。

叔母から妊娠のお祝いにいただきました。

お嫁さん(私から見るといとこの奥さん)が使っていて良かったみたいだから是非、とのことで。

冬だったので(5か月の時点で12月)腹巻タイプで防寒もばっちり。

腹巻の上に巻くベルトサポートベルトも自分で締め具合を調整できます。

家の中だけで過ごすときやちょっとお腹が苦しいときは腹巻だけにしたり、使い勝手が良かったです。

お腹の上に直接腹巻→サポートベルト→マタニティショーツの順で履くと、トイレの時に腹帯を巻き直す必要がなく、便利でした。

出産直前まで使っていました。夏は暑いのかもしれませんが、おすすめです。

 

他にも母がくれたガードルもありましたが、締め付けが強い気がしてあまり使いませんでした。

 

ちなみに、安産祈願の際に神社でサラシを購入しましたが、まったく使用せずに置いています。

布おむつを使うようなことがあれば使えるかなあ…。今のところ予定はありませんが…。

 

お久しぶりです

お久しぶりです。

 

赤ちゃんはもうすぐ生後80日になります。

起きていても泣かずにいてくれる時間が少しずつ増えてきました。

またブログの更新を再開したいと思います。

さすがに一日ずつ記録をしてくわけにはいかないので、印象深かったこと、産前産後で役にたったもの、買わなくても良かったかなと思ったものなどを書いていけたらいいなと思っています。

 

過去のこと、現在のことが混じって読みにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。

 

37w6d 手術当日・誕生

意外と6時間ほどぐっすりと眠れました。

お腹空いたなぁ…と思いつつ、白湯とお茶でしのぎながら9時ごろまでうとうと。
10時になって絶飲。
エコーを見てもらって、変わらずに骨盤位であることを確認。先週よりちょっと大きくなって2700グラムほどとのことでした。
今日から臨床研修医さんが来たとのことで、エコーも「体験」してもらいました。すごーく慎重に、そーっと見てらっしゃいました。
私自身はどーぞどーぞという感じで、先生がここが肝臓、これが足先、と説明しているのを私も一緒になってへーと見てました。
仕事が教育業なので、経験しないと身につかないのは百も承知。研修医さんだけではさすがに不安ですが、きちんと指導医がついて管理しているなら、基本的には安心だと思っています。
色々学んで、今後に生かしてもらいたいです。
 
病室に戻って、点滴スタート。
人生初の点滴です!
一番怖がっていたのは点滴でした。
「意識がしっかりしている状態で、常時針が入っていて液体が注入されている」というのがどうしても怖くて。
血管が細くていつも採血に手こずるので、それも不安でした。
準備をしてくれる助産師さんに「点滴は初めてなので怖いです!」とアピール(笑)
腕を見ながら、うーんこっちの方が痛くないかなーと血管を探して、一発で位置を決めてくださいました。さすがだなー。
体がビビったのか、普段はなんともないアルコールで肌が赤くなり、血圧が80/44まで下がりました(笑)
それでも無事に一人でトイレにも行けたし、慣れたら大丈夫そうです。よかったよかった。
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点滴を持ったまま最後のエコー。
やっぱり骨盤位のままで、手術をすることが決定。13時開始で確定しました。
 
10時から絶飲になり、11時頃に弾性ストッキングを履き、12時半には父、母、姉が到着し…と着々と進んでいく準備。
旦那氏は今日はどうしても仕事を休めず、夜に駆けつけてくれることになっています。お昼休みの少ない時間をぬって、頑張れとメールをくれました。
 
時間が近づき、いよいよ手術室へ。
自分で点滴をもって歩いて行きました。
家族いわく、顔面蒼白だったそうです(笑)
手術室前で家族と別れ、オペ看さんたちに引き継がれて手術室の中へ。
おお、これが手術室…ドラマとかで見たことあるやつだ…!となんとか必死に自分を高める(笑)
手術台に乗ってからはテキパキと準備が進みます。血圧計つけますねー、足は少し開きますねー、と逐一教えてくれてちょっと安心。
 
そしていよいよ、脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔とへ。
まずは脊髄くも膜下麻酔。横向きになって背中を丸めて、背中に注射を打ちます。ひええええ、と恐れおののいているうちに、チクっと注射の痛みを感じました。二カ所刺しますが、ほんとに注射の痛みで、それ以上の痛みは感じません。
次に硬膜外麻酔。背中にカテーテルを入れます。ぐぐぐ、と背中の中になにか細いものが入ってくる感覚。痛いと言うよりは、中をぐうーっと押されていく感じでした。これもぎゃー痛い!というほどでもありませんでした。
 
「麻酔を入れます。お尻の辺りが温かくなって足に痺れがでてきますよー」
…ほんとだ、お尻が温かい!あっ、足がしびれていく!すごい!自分じゃ動かせなくなっていく!!
びりびりというか、本当に、正座を長時間した後のような痺れが足全体に広がって、下っ腹の辺りまでくる感じ。
もう自分では足は動かせなくなり、されるがまま。
仰向けに戻されて、胸の上あたりについたてが形成され、足元は見えなくなりました。あとは先生方を信じて、ひたすら天井を見上げるのみ。
「膀胱にバルーンを入れて管を通しますねー」
これが痛そうで怖いと思ってましたが、麻酔が効いているため、何かが入ったとは分かりますが痛くはありませんでした。
 
足に血栓を防ぐためのマッサージ器がとりつけられ、麻酔の効きを確認。
濡れたガーゼを肩のあたりに当てられて、「冷たいですか?」「はい」
次にお腹に当てられて、「冷たいですか?」「あっ、冷たくないです!」
すげー。麻酔すげー。
 
最後に、胸のあたりに布団乾燥機のような温風を入れる袋がかぶせられました。
赤ちゃんが生まれたあと、カンガルーケアするときに冷たくないように、温めておくそうです。
 
 執刀医の先生が入ってきて、手術スタート。
 
ひえー!と思いつつ、そばについてくれる看護師さんが随時話しかけてくれました。
気持ち悪くなったりしたら教えてね、暑かったり寒かったしないかな、息苦しかったりいつもと違う感じがしたら教えてねー、って感じ。
かなり心強かったです。
赤ちゃんにしっかり酸素を送ってあげてね、と言われ、ひたすら深呼吸をしてました。
 
この温風機がね、不安軽減に意外に良い働きをしてくれました。
温風を送り込む機械が顔のすぐ上にあったので、そのブオーンという音で、手術中の声があまり聞こえなかったのです。
全部丸聞こえだったら相当怖かったと思います。だって「これが膀胱やな」とか言ってるんだもん…!想像して血の気が引くわ。
 
術中の体は、お腹から胸のあたりまでをぐいぐいと引っ張られる感覚が続いてました。
痛くないけど、体は動く、変な感じ。
「もうすぐ赤ちゃん出てくるからねー、赤ちゃんも頑張ってるからお母さんも頑張って呼吸してねー」「はい、14時12分」
えっ、生まれた?
「生まれてきたよー!」
泣いてなくない?
「…ほにゃあ、」
あ、泣いた!
もっとこう、ドラマのような、おんぎゃあおんぎゃあと泣くのかと思ったら、思いのほか小さな声でした。
やっと会えた、無事に出てきてくれた、良かった、良かった…。
自然と涙が出ました。
ずっとそばについてくれた看護師さんが涙を拭いてくれて、「赤ちゃんきれいにしてカンガルーケアできるからね」と教えてくれました。
しばらくしてやってきた我が子は、まだ鬱血してて、小さくて、でもしっかりと重みがあって…。写真を撮ってもらって、そのまま赤ちゃんは処置室へ。
「あ、結局、男の子だったんですよね?」
「男の子だよー!」
良かった(笑)
 
そのあとは私の処理。
胸のあたりまでをぐいぐいと引っ張られる感覚が続きます。
そーだよなー子宮がここまで大きくなってたんだもんなー、胎盤とか色んなものが出てるんだろーなと思いつつ、深呼吸を繰り返す。
お腹を引っ張られながら縫合されているうちに処置室から電話がかかってきて、赤ちゃんの体重や身長が報告されました。
3080グラム、48.4センチ。あ、3キロあったんだ!すごい!
赤ちゃんが出てきたあとは看護師さんもちょっとリラックスモードでお話している声が聞こえました。
麻酔科の先生は研修医さんに教えながら麻酔の量を調整している様子。
「先生、これどうしますか?」「あー、何やっても上がらないからそのままでいいよ」という会話が聞こえてきてましたが、恐らく血圧のことだと思います(笑)
術後の処置がとても長く感じました。40分ぐらいかかったのかな?
 
その後、病室のベッドが運ばれてきて乗り換えて、ベッドに乗ったまま病室に戻りました。
天井を眺めながら病院内を進むというのも初めての光景で不思議な感じでした。
病室に戻ると両親と姉が待っててくれて、お疲れ様~と迎えてくれました。
足はまだしびれたままですが、意識もはっきりしてるし会話もできます。
のどかわいた、おなかすいたと言っているうちに、助産師さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。
「さー、お母さん頑張って!」
この病院は母子同室で母乳育児を推進しているのです。
赤ちゃんをベッドに置いて添い乳のようにして初の授乳!
「あ、上手に飲んでるねー!おっぱいも出てる出てる!」
助産師さんがびっくりするぐらい、スムーズにいきました。
ほほう…授乳とはこういう感覚なのか…と思いつつ、初めて抱く我が子の温もりに感動していました。
その後、検査などで赤ちゃんは病室を出て、私も疲れ果てて昼寝。
 
夜になって旦那氏が駆けつけてくれました。
抱っこしながら、軽い~小さい~怖い~とびびってました(笑)
 
そしてその夜から母子同室で、2時間おきの授乳が始まります。
助産師さんに「生まれて3日までは泣いたら授乳!」と言われていたので、迷いなく(笑)授乳マシーンと化してました。
足に血栓防止のポンプ(マッサージ機みたいに加圧する機械)がついているので自由に身動きがとれません。
ナースコールで呼んだり、巡回に来てくれた助産師さんに赤ちゃんを動かしてもらい、授乳をします。
うとうとしては起きるの繰り返しで、明け方に3時間ほどまとめて寝てしまいましたが、ほぼ貫徹でした。
「ちょっとは眠れたかな?赤ちゃんって夜寝ないでしょ。それが普通だから大丈夫。他のお母さんも同じ感じだからね」と言ってもらって安心しました。
 
これが出産当日の一日。
大変だったけど、大切な一日でした。
 
そして大変なのはこれからなのですが……それはまた別の記事で。
 
 

無事に出産しました!

6月1日に予定通り帝王切開手術で男の子を出産しました!
めちゃくちゃ可愛いです(o^^o)
術後の傷の痛みと貧血で苦しんでいますが、なんとかやっています。
まだ自力では立てません…。
落ち着いたときをみて、思い出しながら、書いていきたいと思います。
取り急ぎご報告まで。


37w5d 手術前日


昨夜は24時頃に眠ることができました。
普段より寝てるはずなのに、なんだかだるい…眠い…。貧血か低血圧かなあ。

朝食はスクランブルエッグ。
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大きなお腹もあとわずかなので、胎動でお腹がもごもごしている様子や、NSTの機械で心拍数と心音が聞こえてる様子など、動画を撮りました。いつか大きくなったら見せたいなと思って。
dropboxを使って、私が撮ったものと旦那氏がiPadなどで撮ったものを共有できるようにしています。
妊娠検査薬の陽性判定から(笑)、お腹が大きくなっていく様子とか、戌の日のお参りとか、いろいろ写真を残してきました。
もうすぐ赤ちゃんの写真が増えるのかー。楽しみだなー。

昼食は蒸し野菜。おいひい。
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その後、剃毛してもらいました。
助産師さんがシェーバーを当てると、音と振動にびっくりしたのか、お腹がもごもご(笑)
手術で切開するあたりを剃ってもらって、シャワーを浴びてすっきりしました。

午後は旦那氏も同席で麻酔科医の先生からのお話。
リスクを含め、手術前の麻酔の手順、術後の管理等々、しっかりとお話しいただきました。
予定帝王切開なので、もしも何かが起こっても、麻酔科も小児科も循環器科も泌尿科も、いろんな先生がサポートできます。とおっしゃっていただいて、ちょっとほっとしました。
手術が始まったらもう身を委ねるしかないもんなあ。何卒よろしくお願いします。

食事が禁止になる22時を前に最後の晩餐と、売店で買ってきたプリン。
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洋菓子の油分がお乳を詰まらせてしまうので授乳が始まったらケーキとかは禁止!と言われているので、その前に大好きなプリンを。美味しかった。

今夜は下剤を飲んで、明日の午前は点滴。午後から手術。
いよいよだなあ。どきどき、わくわく。
こんなにのんびりブログを書く暇も、なくなるんだろうなあ。

明日に思いを馳せながら、今日はゆっくり過ごしたいと思います。



37w4d 安静

今日は土曜日。検査なども特になく、安静にする日。

昨夜はなかなか眠れず、睡眠時間3時間ぐらいでした。
朝食は実にシンプル。
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お腹空いちゃうんじゃないかと思ったけれど、
NSTのあとはすることも特になく、ベッドでうとうとしているうちに意外とすぐに昼食の時間になりました。
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昼食はお魚。ちょっと味付けが薄かったかな?

NSTでお腹の張りもなく、シャワーを浴びても良いよーと許可をもらったので、お昼ご飯後に初シャワー。
広めの浴室で、シャワー3つと湯船が一つありました。そこを一人で貸切で使う贅沢…。
ドライヤーも貸し出しあり。
さっぱりしました。

そのあとはベッドで横になって、ひたすら小説を読んでました。
買ったまま読まないで積み本になっていたものを、昨日旦那氏に持ってきてもらっていました。
面白かった!下巻は一気に読みました。
これでようやく「V.T.R」(スピンオフ)が読めるな〜。

その間も2回ほど心音を見てもらいました。胎動もいつも通り、もごもごと元気そうです。

夕食はふりかけとゼリー付き。
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お見舞いに来てくれた父が去り際に、そっと手を握ってくれました。
不意に泣きそうになった。
無事に、この人を、おじいちゃんにしてあげられますように。



タクシーの話

7ヶ月目の終わり頃に、お腹の張りがおさまらず、夜間に急遽病院に行ったことがありました。

日中に仕事をしている時もずっとお腹に張りを感じていました。
子宮の形が分かるというか、全体的に軽い張りがあるような感じ。出血などはなし。
帰宅して横になって様子を見てましたが、2時間たっても張りがおさまらず、病院に電話。
念のため来てくださいと言われ、23時頃に病院に行くことになりました。

私が準備をしている間に旦那氏にタクシーを呼んでもらい、その時に利用したのは丁寧なサービスを売りにしている某Mタクシー。

お腹を押さえながらふらふらと乗り込んだ私は、病院に行くというショックのせいか若干グロッキー気味で(笑)、後部座席でぐったり。

主人が行き先が病院であることを告げて、タクシーが走り出す、わけですが。

深夜です。タクシーで病院に行く、ぐったりした妊婦です。異常があるのは明らか。
しかし運転手さんは、しっかりとマニュアルを守ってくださいます。
帽子を脱いで名乗り、扉をあけて、室温は最適ですかとか、ルートのこととか、いろいろ聞いてくださるのです。

正直、ちょっと、空気読んでーと思ってしまいました。
受け答えは旦那氏がしてたのかな…よく覚えてないから、そうなんだろうな。
もし陣痛が来てて一人で乗ってたら、答えられなかっただろうなと思います。

そのあとに乗ったのが昨日の記事に書いたママサポートタクシーだったので、とてもスムーズな対応に感動しました。

もちろん、丁寧な接客も良いと思います。それを求めている人もたくさんいるでしょう。
サービスは利用者側が選んで使うことが大事だなと、思いました。


ちなみに。
お腹をエコーで診てもらって、NSTもしてもらいましたが、異常はありませんでした。
昼頃から張りを感じていたと告げると、それならもっと早く来なきゃ!と軽く叱られました。
24時間いつでも待ってるから、迷惑とかないから、気になったら連絡してねと助産師さんに言ってもらって、少し気分が楽になりました。

異常を感じたら、仕事を投げ出してもいい。
私が赤ちゃんを守らないといけない。
私しか守れないんだと、そのとき強く思ったのでした。